自分のサイトで写真やムービーを簡単に売ることができたら便利です。
販売代理店サイトで売ることにはメリットがたくさんありますが、高いマージンを取られてしまします。簡単に安く、自分のところで販売サイトを持っていれば、ほんの少しの手数料だけで写真を売ることができます。
私自身、特にコンピューターの知識は高くなく、かろうじてHTMLがどうなっているか理解出来るレベルです。そんな私に、あるクライアントからダウンロード販売サイトを作ってくれないか、との依頼がありました。
当時の私はWordpressすら知らない状態でしたが、色々調べてなんとかできそうなのでそのサイトを作って運営をはじめました。そしてそのサイトも今年で2年目を迎えました。
そんな、ほぼウエブ関係素人の私が、基本的にコードなどを1行も書かないで写真ダウンロード販売サイトを作る方法をお教えしたと思います。
WordPress、Easy Digital Downloads、Stripe
基本的に必要なもの、理解しなければいけないのはこの3つとレンタルサーバーくらいです。
正確に言うと、レンタルサーバーを契約してそこにWordpress(以下WP)をインストールし、その中にEasy Digital Downloards(以下EDD)を組みこみストライプという決済会社と契約して決済(お客様からクレジット払いしてもらう)してもらう、ということです。
これらを今から簡単に説明します。理解していてすぐに使い方を知りたい方は次回アップする次のエントリーに進んでください。
WordPressとは
独自サイトでブログ制作ができるシステムです。凝ったことをやろうと思わなければ、素人でも簡単にブログやホームページなどを作ることができるシステムで、とても普及していて、無料で利用できます。大手企業もWordpressを利用してサイトを運営しています。
一般の人ならレンタルサーバーを契約して、そのレンタルサーバーにインストールすればすぐ使えるようになります。
プラグイン
WPは非常に多機能ですが、そこにさらなる機能を追加するためにプラグインというアプリケーションをインストールします。
Easy Digital Downloads
今回、WPにインストールするもっとも重要なプラグインです。
簡単に写真や映像をダウンロード販売できるようにしてくれます。頻繁にアップデートもしていて、不具合も経験したことがないです。このプラグイン単体でもかなり高機能ですが、もっとこうしたい、ああしたいなんてことも追加のプラグインで可能になります。
EDD自体は無料で利用できますが追加のプラグインはほとんど有料です。
Stripe
カード決済システムです。アメリカの若手起業家が立ち上げた会社のようですが、とても素晴らしいです。Stripeが登場するまでのネットクレジット決済の導入はとても面倒で、素人が簡単に手を出せるものではありませんでした。
手続きもとてもめんどくさいです。そして高額な契約金が必要です。しかもその契約金は売れようが売れまいが必要になります。
簡単、便利、安い
Stripeは基本的にはネット上のみで契約ができて、ほぼ審査なくすぐに使用できます。考えられないくらい簡単で、ほんとにこれでカード決済してくれるの??って不安になるくらい簡単でした。
もちろんVISA、MASTER、アメックスが使えて、お客様の決済方法も簡単です。自分のサイト内だけで決済が終了します。Amazonや楽天と同じような感じで買い物できます。
そして契約金がありません。売上の3.6%の手数料のみです。売れたらその分手数料がかかるだけ。試しにやってみよう!って事もできます。
信頼性が高い
本国アメリカではかなり普及しています。日本では三井住友カードが資本業務提携しているので信頼度抜群です。
実際、私は2016年末、Stripeが日本に本格進出した直後から契約していますが、まったく問題ありませんでした。
さて、次回のエントリーから具体的な作り方を説明いたします。
実は、もっと安い方法で自前の写真ダウンロード販売サイトが作れます。それはワードプレスのプラグイン“WooCommerce”を利用する方法です。
この方法だとレンタルサーバー代金だけで作ることができます。こちらも制作方法を説明しましたの、よろしければご覧ください。